バイク フェイスカバーの選び方ガイド|素材・形状・着用のコツ

バイク フェイスカバーの選び方ガイド|素材・形状・着用のコツ

| リベルタオンライン編集部

※本記事で紹介しているFREEZETECH(フリーズテック)は当社ブランドです。

フェイスカバーを着けると、ライダーの顔まわりにあたる風、紫外線、虫や砂ぼこりをまとめて軽減できます。通勤で毎日乗る方にも、週末に長距離を走る方にも使いやすいアイテムです。ただ、素材や形状によって使い心地は大きく変わり、合わないものを選ぶとシールドの曇りやヘルメットの圧迫感の原因になります。

この記事では、バイク用フェイスカバーの基本、素材と形状の選び方、季節ごとのポイント、ヘルメットと併用するときの装着術、お手入れ方法の順に紹介します。

バイク用フェイスカバーとは何か

フルフェイスヘルメットの下に黒いフェイスカバーを着用し、バイクにまたがるライダーの横顔
フルフェイスヘルメットの下に黒いフェイスカバーを着用し、バイクにまたがるライダーの横顔

バイク用フェイスカバーは、ヘルメットの内側やシールドの下から顔・首まわりを覆う布製のアクセサリーです。走行中は顔に直接風があたり続けるため、日常用のマスクよりも「風への強さ」「ヘルメット内でのかさばりにくさ」が求められます。

フェイスマスクやネックゲーターとの違い

名称が似ているアイテムは、主に覆う範囲で区別されます。

  • フェイスカバー:鼻・口・頬から首元までを覆うタイプの総称。耳かけ式や後頭部で留めるタイプもある
  • フェイスマスク(バラクラバ):頭部全体から首までを覆う目出し帽タイプ。ヘルメットのインナーとして使われることが多い
  • ネックゲーター:筒状の首巻き。首だけでなく、引き上げて口元まで覆う使い方もできる

ネックゲーターは脱着が手軽で、信号待ちや休憩中に口元だけ下げられる点が便利です。一方、頬や耳まわりまでしっかり覆いたい場合は、フェイスカバーやフェイスマスクが向いています。使い分けに迷ったら、「首元だけで十分か、顔全体を覆いたいか」で判断すると選びやすくなります。

装着する目的とメリット

主な目的は次の4つです。

  • 風あたりの軽減:一般的に、風速が1m/s増えるごとに体感温度は約1℃下がると言われています。時速60kmはおよそ秒速17mにあたるため、走行中の顔や首は気温以上に冷えやすい状態です
  • 紫外線対策:ジェットヘルメットやシールドを開けて走る場面では、頬や首が長時間日差しを受けます
  • 虫・砂ぼこり対策:郊外や河川敷沿いの道では、虫や小石が顔にあたることがあります
  • 汗・皮脂対策:ヘルメット内装に汗や皮脂が直接つきにくくなり、内装を清潔に保ちやすくなります

バイク フェイスカバーの選び方

素材で選ぶ(通気性・冷感・防寒)

素材ごとの特徴を表にまとめました。

素材タイプ 主な特徴 向いているシーン
吸汗速乾メッシュ 通気性が高く、汗が乾きやすい 通年の通勤、汗をかきやすい方
接触冷感素材(ポリエステル等) 熱伝導率が高く、触れた瞬間にひんやり感じやすい 気温の高い日の街乗り
汗・水分反応型の冷感プリント 汗や水分に反応して冷涼感が生まれる 長時間のツーリング、渋滞が多い道
フリース・起毛素材 空気の層をつくり保温しやすい 気温の低い時期の走行
防風フィルム・ラミネート 風を通しにくい 高速道路、早朝・夜間の走行

冷感系の素材は大きく2種類に分かれます。ひとつは熱伝導率の高い素材(ポリエステル等)による「接触冷感」で、肌に触れた瞬間のひんやり感が特徴です。もうひとつが汗や水分に反応する冷感プリントです。

当社のFREEZETECH(フリーズテック)では、エリスリトールとキシリトールを含む「氷撃冷感プリント」を生地に施しています。この成分が汗や水分に溶けるときの吸熱特性(※1)によって生地温度が下がり、冷感が持続(※2)します。汗をかくほど冷涼感が生まれる「汗を味方に変える」発想の技術です。さらにバイクの場合は走行風が加わるため、気化による放熱も進みやすいのが特徴です(※3)。

(※1)エリスリトール、キシリトールによる (※2)冷感プリントが水分に反応している間 (※3)使用環境によって冷感の感じ方に個人差があります。

形状とフィット感で選ぶ

形状選びで重要なのは、ヘルメットの中で「ずれない・かさばらない」ことです。

  • 筒型(ネックゲーター型):縫い目が少なく、ヘルメット内でゴロつきにくい。長さのあるものは口元まで引き上げられる
  • 耳かけ型:着脱しやすい反面、フルフェイスヘルメットではかけた部分が耳に押しつけられることがある
  • バラクラバ型:頭から首まで一体で覆えて、ずれにくい。暑い時期は熱がこもりやすい

フィット感は、ゆるすぎると走行風でばたつき、きつすぎると長時間の走行で顎や耳が疲れやすくなります。伸縮性のある素材を選ぶと、ヘルメットのサイズを問わずなじみやすくなります。

季節別に選ぶポイント

気温別の目安は次のとおりです。

  • 気温25℃前後以上:通気性と冷涼感を優先。メッシュや冷感プリントなど薄手のもの
  • 気温15〜25℃前後:吸汗速乾の薄手素材。朝晩の寒暖差がある日は首元を覆えるものが便利
  • 気温10℃前後以下:防風素材やフリース裏地。フェイスマスク型で頬まで覆うと冷えにくい

気温の低い時期は、走行風による体感温度の低下が特に大きくなります。フェイスマスクを選ぶときは、口元に通気孔やメッシュ部分があるものを選ぶと、呼気がこもりにくくシールドの曇りも抑えやすくなります。

紫外線については、環境省の「紫外線環境保健マニュアル2020」で、紫外線は1日のうち正午前後、1年のうちでは春から初秋にかけて強くなる傾向が示されています。日中に長く走る方は、季節を問わず頬や首元まで覆えるものを選ぶと安心です。なお、肌トラブルや日焼けによる症状が気になる場合は、皮膚科などの専門医にご相談ください。

正しい着用方法と注意点

ヘルメットをかぶる前にネックゲーターを鼻の下まで引き上げて整えるライダー
ヘルメットをかぶる前にネックゲーターを鼻の下まで引き上げて整えるライダー

ヘルメットとの併用時のコツ

フェイスカバーは、ヘルメットをかぶる前に装着するのが基本です。手順は次のとおりです。

  1. フェイスカバーを首に通し、口元まで引き上げてしわを伸ばす
  2. ヘルメットをかぶり、頬パッドの位置でカバーがよれていないか確認する
  3. 顎ひもを締め、指1本程度が入る余裕があるか確認する

厚手の素材を重ねると、ヘルメットのフィット感が変わることがあります。ヘルメットが浮いたりぐらついたりする場合は、薄手のものに替えてください。安全に関わる部分なので、防寒よりもヘルメットの正しいフィットを優先しましょう。

頭部の汗やヘルメット内のムレが気になる方は、インナーキャップを併用する方法もあります。当社のFREEZETECH ACCESSORY 冷感ヘッドキャップ Black White(メーカー希望小売価格2,090円・税込、記事公開時点)は、ヘルメットの下にかぶれる薄手のキャップです。

視界やマスク干渉を防ぐ装着術

もっとも多いトラブルは、呼気によるシールドやメガネの曇りです。次の工夫で軽減できます。

  • 鼻先を覆いすぎない:カバーの上端を鼻の付け根ではなく、鼻の中ほどに合わせると息が上に抜けにくくなる
  • 上端をしっかり密着させる:ワイヤー入りのものは、鼻の形に合わせて曲げる
  • 曇り止めを併用する:シールド用の曇り止めや、ピンロックシート対応のヘルメットを活用する

また、カバーが目元にかかると視界が狭まり危険です。走り出す前にミラーを見て、左右の確認がしやすいか必ず確かめてください。信号待ちのたびにカバーの位置を直すと集中が途切れるため、ずれにくい形状を選んでおくことも大切です。

お手入れ・洗濯方法

洗濯ネットに入れたネックゲーターと、洗濯表示タグを並べて撮影した様子
洗濯ネットに入れたネックゲーターと、洗濯表示タグを並べて撮影した様子

素材別の洗い方

顔に直接触れるアイテムなので、汗や皮脂は早めに落とすのが基本です。まずは洗濯表示を確認してください。

  • 吸汗速乾・冷感素材:洗濯ネットに入れて弱水流で洗う。一般的に柔軟剤は吸水性を下げることがあるため、使う場合は少量にとどめる
  • 冷感プリント付き:プリント面を傷めないよう裏返してネットに入れる。こすり洗いは避ける
  • フリース・起毛素材:毛玉を防ぐため裏返してネットに入れ、単独またはやわらかい衣類と一緒に洗う
  • 防風ラミネート素材:洗濯機不可のものもあるため、洗濯表示に従って手洗いする

長持ちさせる保管方法

  • 洗濯後は形を整えて陰干しし、直射日光や乾燥機の高温を避ける
  • 完全に乾いてから保管する。湿ったまま収納するとニオイの原因になる
  • ヘルメットの中に入れたまま保管しない。ヘルメット内は湿気がこもりやすいため、別に保管する
  • 毎日乗る方は2〜3枚をローテーションすると、1枚あたりの負担を減らせる

伸びやほつれ、プリントのひび割れが目立ってきたら買い替えの目安です。

まとめ

バイク用フェイスカバーは、次の3つの軸で選ぶと失敗しにくくなります。

  • 素材:通気・冷涼感・防寒のうち、走る環境に合った機能を選ぶ
  • 形状:ヘルメットの中でずれにくく、かさばらないもの
  • 着用方法:ヘルメットのフィットと視界を最優先し、鼻まわりの密着で曇りを抑える

通勤・ツーリングともに、気温や走る時間帯に合わせて複数の素材を使い分けるのがおすすめです。汗をかきやすい方や長時間走る方は、汗や水分に反応する冷感プリントのように、走行風との組み合わせを活かせる素材を選択肢に入れてみてください。

よくある質問(FAQ)

Q: ネックゲーターとフェイスカバーはどちらがバイクに向いていますか?

A: 首元の風よけと手軽な脱着を重視するならネックゲーター、頬や耳まで覆いたいならフェイスカバーやフェイスマスクが向いています。通勤など乗り降りが多い場面ではネックゲーター、長距離や気温の低い日には顔全体を覆えるタイプと使い分ける方法もあります。

Q: 気温の低い時期はどんなフェイスマスクを選べばよいですか?

A: 防風素材やフリース裏地のものを選ぶと、走行風による冷えを軽減しやすくなります。口元にメッシュや通気孔があるものなら、呼気がこもりにくくシールドの曇りも抑えられます。

Q: フェイスカバーを着けるとシールドやメガネが曇ります。対策はありますか?

A: カバーの上端を鼻の中ほどに合わせて密着させ、息が上に抜けないようにするのが基本です。シールド用の曇り止めやピンロックシートを併用すると、さらに曇りにくくなります。

Q: 冷感プリントのフェイスカバーやネックゲーターは、いつ冷たく感じますか?

A: 汗や水分にプリント内の成分が反応している間に冷涼感が生まれます。乾いた状態では感じにくいため、着用前に軽く水で湿らせる方法もあります。感じ方は使用環境や個人によって異なります。



走行風と汗を活かせる首元のアイテムを探している方には、当社のFREEZETECH ACCESSORY 冷感ロングネックゲーター Black White(メーカー希望小売価格2,750円・税込、記事公開時点)があります。筒型でヘルメットの中でもかさばりにくく、氷撃冷感プリントが汗や水分に反応している間、冷涼感が続きます(※4)。通勤やツーリングの相棒として検討してみてください。

(※4)使用環境によって冷感の感じ方に個人差があります。

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