「夏にレギンスを履きたいけど、蒸れて不快になりそう…」「冷房対策や日焼け防止にレギンスを使いたいけど、どんな素材を選べばいいの?」
そんな悩みを抱える20〜40代の女性は多いのではないでしょうか。
実は、夏用レギンスは素材や機能を正しく選ぶことで、真夏でも涼しく快適に履けるアイテムです。
この記事では、夏用レギンスの基本知識から選び方の5つのチェックポイント、シーン別の活用法まで詳しく解説します。
※本記事は繊維製品品質管理士の監修のもと作成しています。
夏用レギンスとは?通常のレギンスとの違いを解説
夏用レギンスを上手に選ぶためには、まず通常のレギンスとの違いを理解することが大切です。
素材・生地の違いが夏の快適さを左右する
| 項目 | 夏用レギンス | 通常のレギンス |
|---|---|---|
| 主な素材 | ポリエステル・ナイロン・レーヨン混紡 | 綿・アクリル・ポリウレタン混紡 |
| 生地の厚み | 薄手〜中厚(デニール値が低い) | 中厚〜厚手 |
| 通気性 | メッシュ構造や開孔加工で高い | 標準的 |
| 触感 | サラサラ・ひんやり | しっとり・暖かみがある |
夏用レギンスに多く使われるポリエステルやナイロンは、綿と比較して水分を吸収しにくく、汗をかいてもベタつきにくい特性があります。
冷感・吸汗速乾・UVカットの機能の違い
夏用レギンスには、暑さ対策のためのさまざまな機能が搭載されています。
接触冷感機能 肌に触れた瞬間にひんやり感じる機能です。Q-max値が0.2W/cm²以上のものが「接触冷感」と呼ばれることが多いです。※一般的な接触冷感素材(ポリエステル素材など)は、触れた瞬間の冷感は得られますが、体温で温まると冷感が薄れる傾向があります。
吸汗速乾機能 汗を素早く吸収し、生地表面で蒸発させる機能です。
UVカット機能 紫外線を遮断し、日焼けを防ぐ機能です。UPF50+であれば、紫外線を98%以上カットできるとされています。
夏用レギンスの選び方|5つのチェックポイント

素材・生地の厚みで選ぶ
| 素材 | 特徴 | おすすめの人 |
|---|---|---|
| ポリエステル | 速乾性が高い・シワになりにくい | スポーツ・アウトドア派 |
| ナイロン | 肌触りがなめらか・耐久性が高い | 通勤・日常使い派 |
| レーヨン | 吸湿性が高い・肌に優しい | 敏感肌の方 |
デニール値の目安
- 20〜40デニール:透け感あり、涼しさ重視
- 40〜80デニール:程よい透け感、日常使いに最適
- 80〜100デニール:透けにくい、冷房対策にも対応
冷感・吸汗速乾・UVカット機能で選ぶ
| シーン | 優先機能 | 理由 |
|---|---|---|
| 通勤・オフィス | 冷感+吸汗速乾 | 冷房との温度差対策と汗対策 |
| アウトドア・外出 | UVカット+冷感 | 紫外線対策と暑さ対策 |
| スポーツ | 吸汗速乾+ストレッチ | 大量発汗への対応と動きやすさ |
丈の長さとシーン別の使い分け
| 丈の種類 | 長さ | おすすめシーン |
|---|---|---|
| フルレングス(10分丈) | 足首まで | UVカット重視・冷房対策 |
| 7分丈 | ふくらはぎ中間 | カジュアルコーデ・軽い運動 |
| 5分丈 | 膝上 | ショートパンツのインナー |
着圧の有無で選ぶ
- 軽め(10〜15hPa):日常使い向け
- 中程度(15〜25hPa):立ち仕事やデスクワークのむくみ対策に
夏用として使う場合は、軽め〜中程度の着圧で、冷感機能付きのものを選ぶとバランスが取れます。
伸縮性・フィット感で選ぶ
- ウエスト部分:幅広ゴムは食い込みにくい
- ヒップ周り:立体裁断やシームレス設計は動きやすさにプラス
- 膝周り:曲げ伸ばしがスムーズにできるか
夏用レギンスの主な種類と特徴

冷感タイツ・コンプレッションタイプ
冷感タイツの特徴
- 接触冷感素材を使用し、履いた瞬間からひんやり感がある
- 汗をかくことでさらに冷感効果が高まるタイプもある
コンプレッションタイプの特徴
- 段階着圧設計で脚をサポート
- 筋肉のブレを抑え、運動時の疲労軽減に寄与することが期待できる
薄手ストレッチタイプ・スポーツ向けタイプ
薄手ストレッチタイプ:40〜60デニール程度の薄手素材で、日常使いに最適
スポーツ向けタイプ:吸汗速乾性能に優れ、ヨガやランニングに最適
夏用レギンスのシーン別おすすめの使い方
通勤・日常使いでの着こなし方
- チュニック×レギンス:涼しげな印象を与え、日焼け対策にも効果的
- ロングスカート×レギンス:下着の透け防止と冷房対策を同時に叶える
アウトドア・スポーツシーンでの活用法
アウトドア:UVカット機能付きで日焼けから肌を守り、虫刺され対策にも有効
ランニング:吸汗速乾性の高いスポーツ向けタイプを選ぶ
ヨガ:ストレッチ性が高く、ハイウエストタイプがおすすめ
夏用レギンスのタイプ別比較
夏用レギンスは大きく分けて「接触冷感タイプ」「吸汗速乾タイプ」「UVカットタイプ」「持続冷感タイプ」の4種類があります。それぞれの特徴を理解して、自分に合ったものを選びましょう。
タイプ別の特徴と代表的な製品
| タイプ | 主な素材 | 価格帯(参考) | 代表的ブランド・製品例 |
|---|---|---|---|
| 接触冷感タイプ | ポリエステル・ナイロン | 1,000〜3,000円 | ユニクロ エアリズムレギンス、GU ドライレギンス など |
| 吸汗速乾タイプ | ポリエステル100% | 1,500〜4,000円 | ナイキ ワン タイツ、アディダス テックフィット など |
| UVカットタイプ | ナイロン・ポリウレタン | 2,000〜5,000円 | ワコール スゴ衣、アツギ アスティーグ など |
| 持続冷感タイプ | 機能性素材+冷感プリント | 5,000〜10,000円 | フリーズテック 氷撃シリーズ など |
持続冷感タイプとは
一般的な接触冷感素材(ポリエステル)は、肌に触れた瞬間のひんやり感が特徴ですが、時間が経つと体温で温まってしまうことがあります。
これに対し、持続冷感テクノロジーを採用したFREEZETECH製品は、接触冷感に加え、吸汗速乾による気化熱冷却と、水分に反応する「氷撃冷感プリント」が施されています。これにより、かいた汗(水分)と風に反応して冷感効果が持続する仕組み(※1)になっています。
※1 冷感プリントが水分に反応している間
選び方のポイント
- コスパ重視:量販店の接触冷感タイプがおすすめ
- スポーツ用途:スポーツブランドの吸汗速乾タイプが最適
- 日焼け対策重視:下着メーカーのUVカットタイプを検討
- 持続的な涼しさ重視:持続冷感テクノロジー搭載タイプを検討

夏用レギンスのお手入れ・長持ちさせるコツ
洗濯・乾燥の正しい方法
- 洗濯ネットを使用し、裏返して洗う
- 水温は30℃以下の冷水〜ぬるま湯
- 弱水流・手洗いコースを選ぶ
- 乾燥機は避け、風通しの良い日陰で干す
※洗濯環境によって異なるため、効果を保証するものではありません。
まとめ
夏用レギンスは、正しく選べば真夏でも涼しく快適に過ごせる心強いアイテムです。
選び方のポイント
- 素材・生地の厚み:ポリエステルやナイロン素材、40〜80デニールが夏向き
- 機能:冷感・吸汗速乾・UVカットを使用シーンに合わせて選ぶ
- 丈の長さ:目的に合わせてフルレングス〜7分丈を使い分け
- 価格帯:用途に応じて1,000円台〜10,000円程度まで幅広く選べる
ぜひこの記事を参考に、自分のライフスタイルに合った夏用レギンスを見つけてください。
よくある質問(FAQ)
Q: 夏用レギンスは透けやすいですか?
A: 60デニール以上のものを選ぶか、透け防止加工が施された製品を選ぶと安心です。ブラックやネイビーなど濃い色の方が透けにくくなります。
Q: 冷感レギンスは本当に涼しいのですか?
A: 「接触冷感タイプ」は触れた瞬間にひんやり感じますが、時間が経つと体温で温まります。「持続冷感タイプ」は、汗や水分に反応して冷感が持続する設計です。※使用環境によって冷感の感じ方に個人差があります。
Q: 夏用レギンスの寿命はどのくらいですか?
A: 一般的に1〜2シーズン程度が目安です。洗濯ネットを使用し、乾燥機を避けるなど、正しいお手入れを行うことで長く使用できます。