野球のユニフォームの下に着るシャツは、練習でも試合でも毎日のように使います。ただ、「アンダーシャツ」「レイヤーシャツ」「コンプレッションシャツ」など呼び方が多く、どれを選べばよいか迷う方は少なくありません。
この記事では、野球用レイヤーシャツの役割から、素材やサイズ、ポジションに合わせた選び方、ユニフォームとの重ね方、大会での着用ルールの確認ポイント、洗濯の注意点までをまとめました。学生選手本人はもちろん、ウェアを用意する保護者の方も参考にしてください。

野球のレイヤーシャツとは何か
レイヤーシャツとは、ユニフォームの下に「層(レイヤー)」として重ねるシャツの総称です。野球では肌に直接触れる一番内側のウェアを指すことが多く、汗の処理、体のホールド、温度調整などの役割を担います。
アンダーシャツとの違い
野球では、ユニフォームの下に着るシャツを昔から「アンダーシャツ」と呼んできました。レイヤーシャツも基本的には同じ位置づけのウェアで、大きな違いはありません。
呼び方の違いは、おおむね次のように整理できます。
- アンダーシャツ:野球で昔から使われる呼び方。袖やネックがユニフォームから見える前提で、チームで色を統一することが多い
- レイヤーシャツ:重ね着の一層目という意味合いが強い呼び方。他のスポーツや普段着でも使われる
- コンプレッションシャツ:体に密着するタイプを強調した呼び方。レイヤーシャツの中の一つのタイプ
つまり「野球用のレイヤーシャツ」を探す場合は、アンダーシャツの売り場やコンプレッションウェアの売り場も合わせて見ると、選択肢が広がります。
着用する目的とメリット
野球でレイヤーシャツを着る主な目的は、次の4つです。
- 汗の処理:汗を吸って生地の外へ逃がし、ユニフォームが肌に張り付くのを抑える
- 動きやすさ:伸縮性のある生地が体の動きに追従し、投球やスイングの邪魔になりにくい
- 温度調整:気温が高い日は熱がこもるのを抑え、気温が低い日は汗冷えを抑える
- 肌の保護:スライディングやダイビングキャッチの際の擦れ、紫外線から肌を守る
綿100%のTシャツでも代用はできますが、綿は汗を吸ったあと乾きにくく、重くなりやすい素材です。練習時間が2〜3時間に及ぶ野球では、乾きやすい化学繊維のレイヤーシャツを選ぶ方が多くなっています。
野球用レイヤーシャツの選び方
素材・機能性で選ぶポイント
野球用レイヤーシャツの多くは、ポリエステルとポリウレタンを組み合わせた生地で作られています。ポリエステルは乾きやすく、ポリウレタンは伸縮性を担う素材です。ポリウレタンの比率が高いほど、伸びがよく体に密着する傾向があります。
素材とあわせて確認したい機能は次のとおりです。
- 吸汗速乾:汗を素早く吸い、乾きやすい。野球用ではほぼ必須の機能
- 接触冷感:熱伝導率の高い素材を使い、肌に触れた瞬間にひんやり感じる機能
- 汗に反応する冷感加工:汗や水分に反応して冷涼感が生まれる加工。汗をかく場面で冷感を得やすい
- UVカット:屋外練習が多い選手に向く機能
- 抗菌防臭:部室での保管や連日の着用で気になるにおいを抑える
冷感機能は「触れた瞬間」に感じるタイプと「汗をかいたとき」に感じるタイプがあり、得意な場面が異なります。運動量が多く汗をかく野球では、後者の汗に反応するタイプも選択肢になります。
着丈・フィット感の選び方
フィット感は大きく2つに分かれます。
- コンプレッション(密着)タイプ:体にぴったり沿い、ホールド感が得られる。ユニフォームの中でもたつかない
- レギュラーフィットタイプ:ほどよいゆとりがあり、締め付けが苦手な方や成長期の選手に向く
サイズ選びでは、着丈の長さも重要です。打撃や送球で腕を振り上げたときに裾がズボンから出ないよう、腰回りまでしっかり隠れる長さがあると安心です。
成長期の学生の場合、ちょうどのサイズを選ぶと翌シーズンには窮屈になることがあります。密着タイプでも、身長の目安が上限に近ければワンサイズ上を検討するとよいでしょう。袖丈は長袖・七分袖・半袖・ノースリーブがあり、気温やポジションに合わせて使い分けます。
ポジション別の選び方
ポジションによって、動き方や求められる機能が変わります。
| ポジション | 重視したいポイント | 向いているタイプ |
|---|---|---|
| 投手 | 肩・腕の可動域、投球腕の保護 | 伸縮性の高い長袖・ローネック |
| 捕手 | 防具の下での蒸れにくさ | 薄手で速乾性の高い半袖・ノースリーブ |
| 内野手 | 低い姿勢での動きやすさ、擦れ対策 | 長袖・ハイネックまたはクルーネック |
| 外野手 | 紫外線対策、長時間の屋外 | UVカット付きの長袖 |
投手は、投球腕側の肩まわりを守る目的で長袖を選ぶ選手が多く見られます。ネックは首元が詰まったハイネック、標準的なクルーネック、首元が開いたローネックがあり、首の動かしやすさや好みで選びましょう。
正しい着こなし方とルール
ユニフォームとの重ね方
レイヤーシャツは素肌に直接着るのが基本です。肌との間にTシャツなどを挟むと、汗を吸って外へ逃がす働きを活かしにくくなります。
重ね方の基本は次のとおりです。
- 素肌にレイヤーシャツを着る
- 裾をズボンの中にしっかり入れる
- その上からユニフォームシャツを着てボタンを留める
- 袖口やネックがよれていないか鏡で確認する
気温の低い日は、レイヤーシャツの上にもう一枚薄手の保温インナーを重ねる方法もあります。その場合も、肌に触れる一枚目は速乾性のあるものにしておくと汗冷えを抑えやすくなります。
大会・リーグでの着用ルール
野球では、所属する連盟やリーグごとにユニフォームやアンダーシャツの規定が定められています。一般的に確認したいポイントは次のとおりです。
- 色の統一:チーム全員が同じ色のアンダーシャツを着用することを求める規定が多い
- ロゴやマークの大きさ:メーカーロゴのサイズや位置に制限がある場合がある
- 投手の袖:投手の袖の色や柄が打者の視界に影響しないよう定められていることがある
規定は年度ごとに改定されることがあるため、購入前に所属チームの指導者や連盟の最新の規定を確認してください。特にチームで色を統一している場合は、個人で別の色を買ってしまわないよう注意が必要です。

シーン別おすすめの着用方法
夏場の暑さ対策としての着方
気温が高い日の練習では、半袖やノースリーブ、薄手の長袖が選ばれます。「腕を出した方が涼しい」と感じる方もいますが、長袖のレイヤーシャツで肌を覆うことで、直射日光を受ける面積を減らせます。
気温が高い日の着方のポイントは次のとおりです。
- 薄手で通気性の高い生地を選ぶ
- 汗で重くなったら、休憩時間に着替える(替えを2〜3枚用意する)
- 汗に反応する冷感加工のシャツは、風が当たる場面や汗をかいた場面で冷涼感を得やすい
暑さ対策はウェアだけでなく、こまめな水分・塩分補給と休憩が基本です。環境省の「熱中症予防情報サイト」では暑さ指数(WBGT)が公表されており、WBGT31以上は「運動は原則中止」の目安とされています(出典:環境省 熱中症予防情報サイト)。練習計画の参考にしましょう。
冬場の防寒対策としての着方
気温が低い日は、汗冷えをどう抑えるかがポイントです。冬でも練習中は汗をかくため、保温性だけを重視して乾きにくい素材を選ぶと、休憩中に体が冷えやすくなります。
- 肌に触れる一枚目は速乾性のある長袖を選ぶ
- 保温が必要な場合は、裏起毛タイプのハイネックや、二枚目の保温インナーを重ねる
- 練習後は汗で濡れたシャツを早めに着替える
一枚目で汗を逃がし、二枚目以降で保温する重ね着を意識すると、気温の変化に対応しやすくなります。
お手入れ方法と長持ちさせるコツ
洗濯時の注意点
レイヤーシャツは伸縮性や加工を活かすために、洗い方にも気を配りたいウェアです。
- 洗濯ネットに入れる:他の衣類やスパイクの金具との擦れ、型崩れを抑える
- 柔軟剤は控えめに:生地の吸水性が下がる場合があるため、洗濯表示を確認する
- 漂白剤や高温乾燥は避ける:ポリウレタンの劣化や加工の傷みにつながる
- 陰干しする:直射日光に長時間当てると生地が傷みやすい
泥汚れがひどい場合は、洗濯機に入れる前に予洗いしておくと、汚れが他の衣類に移るのを防げます。伸びて体にフィットしなくなったり、生地が薄くなってきたりしたら買い替えの目安です。

FREEZETECH(フリーズテック)のおすすめインナー
汗をかく量が多い野球では、汗を「不快なもの」から「涼しさのきっかけ」に変える発想がインナー選びの一つのヒントになります。FREEZETECHは「汗を味方に変えて」をコンセプトに、生地の内側に施した「氷撃冷感プリント」が汗や水分に反応して冷涼感を生む冷感ウェアを開発してきました。プリントに含まれるエリスリトール・キシリトールによる吸熱特性(※1)を活かしており、冷感プリントが水分に反応している間は冷感が持続(※2)します。
野球のレイヤーシャツとして使いやすい、パフォーマンスラインの商品を中心に選びました。
| 商品名 | メーカー希望小売価格(税込) | 特徴 | こんな人におすすめ |
|---|---|---|---|
| FREEZE TECH SPORTS 冷感シャツ 半袖 ローネック Black White | 5,720円 | ライトコンプレッション仕様で、一枚でもアンダーレイヤーでも着用可能。メンズS〜3XLとレディースを展開 | 捕手や首元の開放感を重視する方 |
| 【WEB限定販売】FREEZE TECH SPORTS 冷感シャツ長袖クルーネック Pro ネイビー | 6,380円 | 全面の冷感プリントに氷砕柄プリントを重ねたW加工。背面全面メッシュで薄手・軽量、長袖で紫外線対策にも | 投手や外野手など、長袖で屋外に長くいる方 |
| FREEZE TECH SPORTS 冷感シャツ 半袖 クルーネック Black White Green Yellow Red Blue | 5,720円 | 6色展開でチームカラーに合わせやすい。キッズから大人まで幅広いサイズ | 練習着として使う学生選手や、子ども用に探す保護者の方 |
| FREEZE TECH SPORTS 冷感シャツ 長袖 ローネック White | 6,380円 | 氷撃冷感消臭プリントを採用し、締め付け感が強すぎないライトコンプレッション | 白のアンダーシャツを指定されている方 |
(※1)エリスリトール、キシリトールによる。使用環境によって冷感の感じ方に個人差があります。 (※2)冷感プリントが水分に反応している間。効果は使用環境により異なります。
購入者からは、汗をかいたあとや風に当たったときのひんやり感、肌に張り付きにくい着心地を評価する声が多く、子どもの野球やサッカーのインナーとして選ばれています。一方で、着用感はタイトめという声もあるため、成長期の選手はサイズ表を確認し、迷ったらワンサイズ上を選ぶと安心です。
チームカラーに合わせて選びたい方は、6色から選べるFREEZE TECH SPORTS 冷感シャツ 半袖 クルーネック Black White Green Yellow Red Blueのサイズ表から確認してみてください。
まとめ
野球のレイヤーシャツは、ユニフォームの下で汗の処理や動きやすさ、温度調整を担う大切なウェアです。選ぶときは次のポイントを押さえましょう。
- 素材は乾きやすいポリエステル系が基本。冷感やUVカットなどの機能は練習環境に合わせて選ぶ
- フィット感は密着タイプとレギュラーフィットから、動きやすさと好みで選ぶ
- 投手は長袖、捕手は薄手など、ポジションに合わせて袖丈やネックを決める
- 色やロゴは所属連盟・チームの最新規定を必ず確認する
- 洗濯ネットの使用と陰干しで、伸縮性を長く保つ
汗をかく場面で冷涼感を得たい方は、汗に反応する氷撃冷感プリントを採用したFREEZETECHのパフォーマンスラインも選択肢になります。
よくある質問(FAQ)
Q: 野球のレイヤーシャツとアンダーシャツは別物ですか?
A: 基本的には同じ役割のウェアです。野球では昔から「アンダーシャツ」と呼ばれることが多く、レイヤーシャツは重ね着の一枚目という意味で使われる呼び方です。
Q: 学生のサイズ選びはどうすればよいですか?
A: 身長と胸囲をサイズ表と照らし合わせ、身長の目安が上限に近い場合はワンサイズ上を検討しましょう。密着タイプはタイトに感じやすいため、手持ちのシャツを平置きして寸法を比べると失敗を減らせます。
Q: 何枚くらい用意すればよいですか?
A: 汗の量が多い時期は、1日の練習で着替え用を含めて2〜3枚あると安心です。洗い替えも考えると、合計4〜5枚を目安にする方が多くなっています。
Q: 大会で好きな色のレイヤーシャツを着てもよいですか?
A: 多くの連盟やリーグでは、チーム内で色を統一するなどの規定があります。規定は改定されることもあるため、購入前に指導者や連盟の最新の規定を確認してください。







